2007年10月13日土曜日

ボクシング

あんまり興味はなくても、タイトル戦となると亀田でなくとも見てたりしますが、こないだの亀田・内藤戦は全く関心がなかったw
ちょっとチャンネル変えたらもう判定の時で、当然内藤に判定されたわけだが、まさかあんな事までしてるとまでは思わなかったw

なんていうのかな。

まぁ今回の試合ももし勝ったとして、順当に色々な伝説を作って引退した、それからの三兄弟の事を考えたりした。
渡辺二郎と同じ道歩むのかな?と。
だとしても渡世の世界を生きていける様でもなさそうだし。

どうすんだろう。父親はとにかく息子たちを世界チャンプにしようとしか考えていない。裏も含めた一般社会での生き方すら教えていないんではないか?

ここまで酷いのはさすがにこの一家位だと思いたいが、今の日本の社会は、高度経済成長期に自由過ぎるほどに躾をされてこなかった親たちから育てられた、見ず知らずの他人をいきなりゴキブリと見下すような輩が多い。

こういう世にしてしまったのは誰かといえば、なにも教えてこなかった・教えられない親の世代と、数字至上主義で国民を煽ることしかできない、まさに戦前と見まがうほどのメディアの悪質さだと思う。

で、今回はそんな世(そんな一家)に正義が勝ったなんて言う人もいるが、勘違いしないで欲しいと思うのは、個人個人にはそれなりの価値観があって、正義と言っても一様じゃないってこと。
亀田家には亀田家の正義があって、それは反則してでも勝つことだと思う。
しかし、世の中の秩序はそれを許さなかった。そういう試合だったのではないかと。
そりゃそうだ、秩序のないボクシングなんて、ただの喧嘩にしかならないのだから。