2014年7月16日水曜日

【全く同じでは無いにしても似てるかな】モスクワにとっての南クリル諸島は日本政府にとっての尖閣諸島と同じ - News - 政治 - The Voice of Russia

モスクワにとっての南クリル諸島は日本政府にとっての尖閣諸島と同じ - News - 政治 - The Voice of Russia

何となく言いたいことは分かる…ただ、やはり多少事情が違うので、簡単に同じというのもどうなのかなとは思う。

北方領土と呼ばれるそれらは、第二次大戦末期にソ連が…。

まてまてまて。

あの辺りは元々アイヌ民族が暮らしていた土地。
 返せ返せというなら、アイヌ民族の国を作るから北海道から返せとか言われたら日本はどーすんだと。
歴史的にはそうだとしても、現実的にそんなことはもう出来ない。

「何を今更」
なわけです。

北方四島の内、既にロシアの人達が世代をこえて暮らしている島まで返せるはずがないし、記事にもある様にロシアの太平洋への玄関口となる重要な場所を戦争という手段で得た以上、大人しく返すなんて有り得ない。
だから現に人が住んでいない色丹・歯舞は返そうという動きがあったんであって。

尖閣は少し違う。
元々無人で琉球の人達の標識代わりでしか無かった。
当時の政府は清国の痕跡が無い事を確認して、領地として、一時期は日本人も暮らしていた。
この島が注目されはじめたのは、付近の海底資源が豊富である事がわかった60年代末期。
地政学的・戦略的な目的では無く、単に資源獲得の為に領土問題にまで発展していった。

それが収まったのは国交樹立の時にこの問題は棚上げしちゃえってなってから…その後もイザコザはあったみたいだけど、この問題はフェードアウトしていった。

再び中国が強い態度で出てきたのは、経済的にも軍事的にも大国になって来たからだと思う。

これもまさに、「何を今更」

なわけで、2つの問題は「何を今更」という意味では同じだと思う。

だけど、北方領土のように歴史的に…とか戦争で…という理由ではなくて、単に資源欲しさで問題化した点が違う。
この点はちゃんと政府が海外に向けて説明していかないと、記事にある様な事を言われても仕方が無い。

そういえば、書いてて感じたのは、クルド人の事。実際にイラクからの分離独立までやろうとしている点は凄い…中東やアフリカなんかは特に、民族とか関係無く植民者によって勝手に線引きされた経緯があるからね…。
ただ、混乱しているおかげでべらぼうにガソリン代上がってるんですけど…(´Д`;)
ん? まさかそれを狙っての騒動とかじゃ無いだろうな…有り得なくは無いトコロが怖い世の中です(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

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